畳の張り替えには、大きく分けて「表替え」「裏返し」「新畳」の3つの種類があります。それぞれ、特徴や、料金相場が異なるため、どの張り替え方法を選ぶべきか、迷う方もいるかもしれません。今回は、それぞれの違いを詳しく解説し、自分の畳の状態に合った張り替え方法を選ぶための情報を提供します。まず、「表替え」とは、畳表(たたみおもて)と呼ばれる畳の表面だけを張り替える方法です。畳床(たたみどこ)と呼ばれる畳の芯材はそのまま使用します。表替えのメリットは、費用を抑えることができることです。畳表が傷んだり、色褪せてきた場合、表替えをすることで、畳を綺麗にすることができます。表替えの料金相場は、1畳あたり5,000円~15,000円程度です。次に、「裏返し」とは、畳表を裏返して再利用する方法です。畳表がまだ綺麗な状態であれば、裏返しをすることで、費用を大幅に抑えることができます。しかし、裏返しは、畳表の状態によっては、できない場合があります。裏返しができるのは、畳表が使用開始から5年以内程度の場合です。また、裏返しをすると、畳表の色が変わってしまい、見た目が変わってしまう可能性があります。裏返しの料金相場は、1畳あたり3,000円~8,000円程度です。最後に、「新畳」とは、畳床から全て新しいものに交換する方法です。畳床が傷んでいたり、長年畳を交換していない場合におすすめです。新畳は、費用は高くなりますが、畳を新しくすることで、気持ちよく過ごすことができます。新畳の料金相場は、1畳あたり10,000円~25,000円程度です。これらの3つの張り替え方法のメリット・デメリットを踏まえ、自分の畳の状態や、予算に合わせて、適切な張り替え方法を選びましょう。迷った場合は、専門業者に相談し、アドバイスをもらうこともおすすめです。
Proudly powered by WordPress. Theme by Infigo Software.